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- Q.01
- ワクチンはどこで何歳から受けられますか?
- Q.02
- 性交渉未経験者にもワクチン接種は必要ですか?
- Q.03
- ワクチンを打つ前に子宮がん検診が必要ですか?
- Q.04
- 初交経験前の女性がワクチンを打つ前に子宮がん検診が必要ですか?
- Q.05
- ワクチンは1度の接種でいいのですか?
- Q.06
- ワクチンの接種にはいくらかかりますか? また保険は摘要されますか?
- Q.07
- ワクチンを打った場合、何年くらい発がん性HPVの感染を防げますか?
- Q.08
- 現在、妊娠中ですがワクチンは受けられますか?
- Q.09
- ワクチンを接種すると、どんな副作用がありますか?
- Q.10
- 子宮頸がん以外の女性がんにはワクチンは効かないのですか?
- Q.11
- 子宮頸がん検診はワクチン接種後も必要ですか?
Q1. ワクチンはどこで何歳から受けられますか?
産婦人科をはじめ、小児科、診療科を問わずかかりつけ医のいる施設なら、どこでも接種は可能です。事前に、最寄りの医師に問い合わせてからお出かけください。
また、こちらのサイトでも接種可能な施設をご覧いただけます。
(allwomen.jp すべての女性に知って欲しい 子宮頸がんの情報サイトへリンクします)
このワクチンの接種対象は10歳以上の女性で、接種対象年齢に上限はありません。発がん性HPVに感染する前の10代の女性に接種するのが最も高い効果が期待できますが、1度感染した方でも、性交渉の機会がある限り何度も感染する可能性があるので、次の感染を予防するという点からも、成人女性においての接種意義は十分にあるでしょう。
なお、日本産婦人科医会が2010年3月に発行した接種の手引では、第1の接種推奨対象として11-14歳の女児を、そして15歳から45歳までの女性を第2の接種対象として推奨しています。 (※このワクチンにがんを治療する効果はありません。)
Q2. 性交渉未経験者にもワクチン接種は必要ですか?
発がん性HPVは主に性交渉によって感染するため、ワクチン接種は初交経験前に行われるのが理想的であるといわれています。ただし、挿入を伴う性交渉でなくとも感染のリスクはあるので、将来の感染を予防するためにも、出来るだけ早いうちにワクチンを接種しておくことが大切です。
Q3. ワクチンを打つ前に子宮がん検診が必要ですか?
現在、アメリカのACIP[ワクチン接種に関する諮問(しもん)委員会]では、子宮頸がん予防ワクチン接種前に子宮頸がん検診(細胞診)やHPVテストの実施は必要ないとしています。これは、たとえワクチン接種時にHPVに感染していても、ほとんどの場合、そのウイルスは自然に排除されます。また、異形成が確認されても多くは自然消失してしまうため、次のHPV感染の予防という点でワクチン接種の意義は十分にあるのです。つまり、ワクチン接種のためにわざわざ検診や HPVテストをして感染や異形成の有無を確認する必要はないと考えられています。
ただし、定期的な検診受診は、早期発見の観点からも大切です。感染予防のワクチン接種の大切さと共に、身体のことをよく知るための検診は20歳を過ぎたらぜひ受けておきましょう。
Q4. 初交経験前の女性がワクチンを打つ前に子宮がん検診が必要ですか?
子宮頸がん検診は、現在では地域住民検診として20歳以上の女性を対象に、2年に一度の子宮がん検診を実施することが推奨されています。性交経験のある女性は、20歳を過ぎたら定期的に検診を受けることを勧めます。
また、発がん性HPVの子宮頸部への感染は、ほとんどが性交渉によるものです。初交経験前の女性は、不正出血等、何か気になる症状が特に無い限り、検診を受ける必要はありません。また、Q3同様、アメリカのACIP(ワクチン接種に関する諮問委員会)では、子宮頸がん予防ワクチン接種前に子宮頸がん検診(細胞診)やHPVテストの実施は必要ないとしています。
Q5. ワクチンは1度の接種でいいのですか?
ワクチンは半年間の間に3回(初回、2回目:初回の1カ月後、3回目:初回の6カ月後)、上腕の筋肉に注射します。3回接種を完了することで、十分な抗体価が得られるので、必ず3回接種を行ってください。
Q6. ワクチンの接種にはいくらかかりますか? また保険は摘要されますか?
このワクチンは任意接種のワクチンで保険適応になっていないことから、自由診療の扱いになり、原則費用は全額自己負担です。尚、医療機関によって接種価格が異なりますが、3回接種の合計で、およそ4万~6万円程度の費用がかかります(※一部、公費助成が認められている自治体を除く)。
Q7. ワクチンを打った場合、何年くらい発がん性HPVの感染を防げますか?
予防ワクチンは、子宮頸がんの原因の約6割を占めるHPV 16型とHPV 18型に対する免疫をつくらせるものです。
また、効果の持続については現在も調査が継続中ですが、ワクチン接種から少なくとも6.4年間は16型18型に起因する前がん病変(がんになる前の異常な細胞がある状態)を(100%)予防できることが確認されています。
Q8. 現在、妊娠中ですがワクチンは受けられますか?
妊婦または妊娠している可能性のある女性の接種は、妊娠終了まで延期することになっています。また、接種期間の途中で妊娠した場合には、その後の接種は見合わせ、分娩終了後まで待って残りの接種をすることになっています。
Q9. ワクチンを接種すると、どんな副作用がありますか?
一般的なワクチンと同様、接種後に注射した部分が痛んだり、痒みを感じることがあります。皮膚が赤く腫れたりすることもありますが、通常は数日間程度で治るものがほとんどです。
全身的な副作用(副反応)としては、身体のだるさや疲労感、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの症状があらわれることもあります。
なお、重い副作用として、まれにショックまたはアナフィラキシー様症状を含むアレルギー反応、血管浮腫が認められることもあるので、アレルギー体質の方は事前に医師の相談を受けてから接種することをおすすめします。
Q10. 子宮頸がん以外の女性がんにはワクチンは効かないのですか?
外陰がんや腟がんの発症にもHPVが大きく関わっています。子宮頸がんと同様に、HPVが原因のがん発症予防にも効果が期待できるという報告はありますが、現在はこのワクチンは、子宮頸がんを予防するためのワクチンであるとされています。
Q11. 子宮頸がん検診はワクチン接種後も必要ですか?
HPV 16型とHPV 18型に起因する子宮頸がんは全体の約60~70%で、その他の発がん性HPVが原因の子宮頸がんもあります。子宮頸がんを完全に防ぐためには、子宮頸がん予防ワクチンの接種だけではなく、定期的に子宮がん検診を受けることが大切です。ワクチン接種後も、1~2年に1度は子宮がん検診を受けるようにしましょう。









