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地域にこだわった患者会

私は1999年7月4日に結婚し、1週間後に子宮頸がんを告げられました。自覚症状はなく、たまたま行った病院で見つかりました。広汎子宮全摘で子宮と卵巣を摘出したため、排尿障害など想像できなかった後遺症と闘う日々が始まりました。当時は子宮頸がんに関する情報はほとんどなく、後遺症をどう生活に取り込めばいいのか分かりませんでした。

手術から1年半が過ぎたころ、首都圏で初めて患者会ができたという新聞記事を主人が持ってきてくれました。すぐに足を運びましたが、そこで感じたのは首都圏と地方の微妙な違い。治療施設の少なさ、家族や周囲とのつきあい方など、地方ならではの悩みにも気づかされました。

そこで2002年1月に子宮頸がんでは県内初の患者会を発足しました。地域にこだわった会にしようと会の名前も静岡の産品から名づけました。最初はすべて手作りでしたが、同じ地域に同じ悩みを抱えている患者さんがいるはずと呼びかけたところ、50人が参加してくれました。

静岡から全国へ情報発信

初会合を開いたとき、今まで本当に患者を支援する会がなかったと実感しました。中には、10年間子宮頸がんについて話せなかった人や、旦那さんと向き合えない人もいました。当時は情報の少なさゆえに病気への偏見も強く、1人で悩み話し出せない人もいました。子宮頸がんの正しい知識や病院など一から情報を集め、今では全国700人に会報を送っています。

患者自らが患者会を立ち上げ、一般女性の啓発 に当たることは全国的にも珍しいのですが、私 自身が患者さんたちの生死を見てきたからこそ、 この啓発活動が生まれました。小さな子どもを 残して亡くなった母親、近くに専門病院がなく、 治療をあきらめ、亡くなった女性。自分に何が できるかを考えたときに、自分への後悔も含め て、1人でも多くの女性が同じ病気にかからない よう啓発していくことを決心しました。

発足当初からこの活動をモデルケースにして他県に広めたいという思いがありました。だからこそ今回の子宮頸がんの啓発キャンペーンが静岡から全国へと広がってほしいと願っています。

検診は自分へのご褒美

子宮頸がんになって、一番つらいのは毎日がんと向き合わなければならないこと。後遺症ががんの恐怖を忘れさせません。子宮頸がんは2年に一度検診を受ければ進行する前に見つけることができます。しかし、検診のクーポン券を配布しても、受診率が20代で5%にも満たないのは、怖い、恥ずかしいと敬遠してしまうからです。

実は告知の2年前に「要精密検査」と判定されていたのですが、大丈夫だろうと聞き流してしまって、結局周りの人たちに迷惑をかけることになりました。夢を追い、自分らしく幸せに生きるためにはまず健康でなければなりません。検診は自分の体に対するご褒美。面倒がらずに受診して自分の体の状態を知ることが、子宮頸がんを予防する第一歩なのです。


オレンジティ